総評。すごく良かったです☆
まずオープニングの地元の子供たちによる舞踊が情熱的で(特にセンターの男の子が良かった)思わずうるっとしてしまったほど。
サラがやたらくっつくなぁ。。。
と思ったら、声をあげてうえーんと泣いているじゃない!
何事かと思って聞けば
「踊りをね、見てたらね、涙が出てきたん。うえーん」
と。
なんて感受性が豊かなんだろう。
そうかそうか。さらさ、それをね、「感動」って言うんだよ。サラは、踊りを見て、感動して、涙が出たんだね。
と、よしよし抱っこしながら最後までしっかり見せていただきました。
一番前だったし、子供たちのキラキラ活き活きした表情や光る汗まで良く見えたもの。
その後、木村さんの講演、映画の上映と、本当に有意義な内容で超満足。
(公演内容や映画の写真はまずいのよね?)
木村さんの功績が素晴らしいのは言うまでもないのでここでは略。
ニコニコ笑顔が素敵でした。優しくて強そうでした。
私の座右の銘「優しく強く」にピッタリ当てはまる。
映画は、主演が武田鉄矢さんだけあって熱血な雰囲気とコミカルさかミックスされていて(どうしても金8先生に見える)ストーリーの端々に無理矢理感を感じながらも、楽しく最後まで見られました。
加えてわざとなのか素なのか、助演の男性のうぶな感じが、コント的なニュアンスを醸し出していて私にとってはそこもツボでした。
午前の部終了後に、招待してくださった具志堅さんがプロデューサーさんを紹介してくださいました。
和歌山県で、米市農園の高橋洋平くんにプロデューサーさんや映画のことは伺っていたので、繋がった〜という感じでした。
「降りてゆく生き方」
和歌山で高橋くんに「まさに降りてゆく生き方!」と言われインタビューを受けた時は、ふーん。と思っていました。
でも映画を見た後、今になってみるとなんか違うんだよね。。。。タイトルがね。
私は別に降りていってるつもりはない。
目標に向かって、なりたい自分に向かって、毎日頑張ってるつもりだから
「降りている」
と言うとちょっと違うんだなぁ。。。
家族を大切に思う気持ちと、自分のやりたいことと、人の役に立ちたいって思う気持ちが、ただ燃えてしまっただけだから。。。
私は「降りて」はない。(しつこい?)
欲するものが変わっただけ。
ビジネスばかりしてお金を稼ぐのに一生懸命だった頃と、今とでは情熱の矛先が違うだけだもん。
スーツを着て仕事をするビジネスマンだって、一次産業を支える農家のおじいちゃんだって、「生きる」ことに関しての懸命さは変わらないと思う。
スーツを着てお金を稼ぐことから、農業や製造業に転換しても、それは「降りてゆく生き方」とは言えないのでは。。。
ビジネスマンでも利益追求型じゃない人だって沢山いるし。。。
あとストーリー的にも
「莫大な金や自分だけ良い思いをすることよりも、義理人情や自分の中に芽生えた新しい価値観を選んだ」みたいな感じだったので、タイトルから想像していた内容とはちょっとギャップがあった。
降りているように見えるなら、そう見える人はどんな気持ちでその「降りてゆく生き方をしてる人」を見てるんだろう。。。
と、なんか思ったことをそのまま書いてしまったけど。
色んな意味で色々考えさせてくれるいい映画でした。
「そんなのタイトルの表現の仕方の一つで、そういうニュアンスじゃないんだってば」
って軽く流してくださる事を願って。
ちなみに、映画の途中で私が思わず泣いてしまったのはお父さんのことを思い出したからです。
私のお父さんとは血は繋がっていないけど、
紛れもなく私のお父さんはお父さんだなぁと思いました。
お父さんもお母さんも生きているうちに旅に出て良かったです(笑)
posted by せとちとさらさ at 00:43|
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